11.大手英会話スクールやフィリピン人&Skypeのオンライン英会話スクールが構造不況に陥っているといわれる意味

大手英会話スクールやフィリピン人&Skypeスクールが構造不況に陥っているといわれる意味が明確である。大手英会話スクールは「業界を絞らない」「言語コース数を絞らない」と、コスト負担要因が2つ重なる上に、「価格を下げる」わけだから、構造的に利益が出ないのは当然である。この構造を変えるためには2つの選択肢しかない。

それは、業界を絞るか、言語コース数を絞るかのどちらかである。業界を絞ればTOEIC専門校などと同じポジションになるが、それでは利点が失われてしまうので、結局言語コース数を絞るしか選択肢はないではないか。

ということで、私が大手英会話スクールやフィリピン人&Skypeのオンライン英会話スクールに提案したいのは、「業界を絞らない」「言語コース数を絞らない」「価格を下げる」という方向性である。提案するまでもなく、すでに実験済み、あるいは着手済みだろうが、私の提案は、これをドラスティックにやることだ。個の方向を突き詰めていけば、会員制語学スクール、つまりAtlasマンツーマン英会話にたどり着くのだ。大手英会話スクールにもオンライン英会話スクールにも会員制語学スクールをつくることを提案したい。


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