まえがき

まえがき

このコラムに書かれている「実用的な英語を習得する方法」を実践することで身につけられる英語力は以下の通りです。

TOEICで860点以上を取得してA レベルに到達する。
2.「読む」「聞く」という受身な英語だけではなく、自分から英語を発信すること、すなわち「話す」「書く」がちゃんとできるようになる。
3.ネイティブスピーカーたちと英語で意思疎通できるようになる。

英語を学ぼうと決めた日本人へというコラムの通りに、これくらいの英語力であれば20代だけでなく、30歳、40歳、50歳、もしくはそれ以上の年齢からでも身につけることができます。私が本格的に英語を再学習したのは29歳ですが、英語学習をやり直した時点で「話す」「書く」がほとんどまったくできませんでした。

また、可能であれば留学をしたほうがよいでしょうが、留学しなくてもこれくらいの英語力であれば国内にいても十分に身につけることができます。本コラムも基本的には留学せずにこれだけの英語力を身につける方法を紹介しています。そしてまた、本書で紹介する英語学習法は現時点では最先端の英語学習法のひとつであると自負しています。それは以下の特徴を備えているからです。

1.Twitter、Lang-8、Atlasのマンツーマンレッスンといった最新のウェブサイトやアプリ、レッスンを使用する点。

2.PCと連動する電子辞書、電子書籍端末のKindle、発音確認のためにiPhoneを使用する、といった最新の電化製品を活用する点。

3.とても効果的だがこれまであまり知られていなかった学習手法、たとえば「英会話がすぐにできるようになる瞬間英作文」「ネイティブスピーカーの子どもたちが学ぶ発音学習法Phonics」ほかのさまざまな学習法を取り入れている点。

10年前と比べて、英語学習はすっかり様変わりしました。年が経てば経つほど、科学技術が発達すればするほど英語学習は容易になります。現在の英語学習法がどれだけ容易になり、そしてまた楽しくなったのかを、本コラムを通じて知ってください。

なお、英語学習方法についての書籍を出版するくらいだから、私は帰国子女であったり、長期の留学経,験があったりと、もともと特別に英語ができる人間なのだろうとお思いかもしれません。でもそれは違います。私自身も、おそらく多くの読者のみなさんと同じく、次のようなごく普通の英語学習歴を持つ人間でした。

・私は帰国子女ではありません。また、英語圏の大学/大学院に行ったことがありません。
・大学受験以来、英語の勉強はまともにしたことがありませんでした。大学卒業直後に受験したTOEICの点数は630点。
・大学時代の専攻は英語に関係のない経営学でした。

そして20代最後の年にインターンシップ留学をしました。このときの経緯と英語力を以下に記します。

・留学前に地元の語学学校で4ヶ月の事前準備を行う≦学校に通い始め当時のTOEICの点数は780点、しかしほとんどまったく英語で「話す」「書く」ができませんでした。典型的な試験に強いだけの日本人でした。
・ニューヨークにて2ヶ月間は語学学校に通い、1年間をインターンシップをして過ごす。帰国前にニューヨークで受けたTOEICで900点を突破しました。また、英語で「話す」「書く」も問題なく行えるようになっていました。

このコラムは専門家でないからこそ書けるコラム、学術的な正しさよりも今すぐに役に立つ学習方法を追求したコラムです。私は特定の学校や英語を商売にしている組織には所属していません。ですから、何のしがらみもなく本コラムを書くことができます。つまり読者のみなさんにとって本当に役に立つ情報だけをお伝えすることができるということです。

そしてそんな私が最短の努力で最大の成果を収めるために何をすればよいのかということを考え続けた集大成がこのコラムです。このコラムの内容を一番伝えたい相手を一人挙げるとしたら、それは「過去の自分」です。

私は英語学習に多くの年月と数百万円の費用を使いました。その過程で本当にたくさんの失敗をしてきました。できれば過去の自分に、私か体験した経験・失敗を伝えたいと思います。

もし過去の自分が今の自分が持つ英語学習のノウハウを知っていれば、時間も費用も半分以下にすることができるはずです。しかし過去の自分には伝えられないので、せめて私に縁のある方々には同じ失敗をしてほしくないと思い、このコラムを書くことにしました。

ここまで読んで、まだこの本を購入しようかどうか迷っている方がもしいたら、引き続き本コラムのあとがき「私に足りなかったのは「英語力」と「動機」も読んでみてください。私がこの本を書くことになった「苦い過去」と「日本の将来の姿」について詳細を記しています。

このコラムを通じて、一人でも多くの日本人が実用的な英語を習得すること、そしてまた日本以外の世界へ目を向けられるようになることを私は切に願います。

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