13.TOEIC全パートの攻略ポイントを押さえてスコアアップ(パート1,2)

TOEIC全パートの攻略ポイントを押さえてスコアアップ(パート1,2)

1 悩み別対策 リスニングセクション

簡単な会話文すら、聞きとれない、聴いている途中で話の内容がわからなくなるなど、特にリスニングセクションに苦手意識を持つ日本人は多い。聞き取りのトレーニングが足りないから、と自分を責める人もいるが、その必要はない。原因は英語の発音をこれまで正しく教わったことがないからだ。

例えば、ofという単語は日本語でオブと教えられるが、ネイティブはァヴと発音している。多くの日本人はオブとしっかり発音されるものだと思い込んでいるから、実際のofを聞き逃し違う単語と勘違いしてしまう。

またandもそうだ。アンドではなく、ェンとネイティブは発音している。こうした身近な単語の中にも、弱形が使われている例はたくさんある。そう考えると、理解しやすいのではないだろうか。前置詞で言うと、forはファ、atはアッ、fromはフロなどがある。

この発音の弱形を理解すれば、リスニングセクションは格段に聞き取りやすくなるだろう。やみくもにスピードラーニングのようなリスニングCDを聞き続けるより、はるかに効率的だ。

ちなみに、弱形とは、普段の発音のことを指す。弱く軽い発音というよりも、少し崩したような発音だ。前置詞、代名詞、助動詞、be動詞など、会話の中では中学1年生で習うレベルの簡単な単語ばかりだ。

一方、強形とは、特に強調したいときのはっきりとした発音のことを指す。普段はあまり使われないが、日本ではofやandなどの単語が強形として教わるが、実際の会話では弱形の発音に使われることがほとんどだ。

全然聞き取れない、という悩みに次いで、TOEICのリスニングセクションで意外と多い悩みが、聞いた内容が長くて覚えられない、というものだ。例えば、提示された写真を見ながら英文を聞き、選択肢ABCDから正しいものを選ぶもパート1では、AからDまで順番に読んでいくと、Dを読み終えた頃には聞いた英文の内容を忘れてしまい、結局またAとBを読み返してしまい、最終的にどちらが正しかったのかさえわからなくなってしまうことがよくある。

この手の失敗を避けるには、Aは明らかに違う、と思ったら、問題用紙の該当箇所に×をつけておくといい。しかし、問題用紙は原則として書き込み禁止なのですぐに消しゴムで消すこと。

ちなみに、リスニングの練習は机に向かわなくてもできる。むしろ、通勤時間や会社の昼休みに聞いてほしい。特にパート2は、設問も選択肢も音声だけなので、問題集を開けない場所でも、音声のみで問題を解くことができる。

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