1.TEDカンファレンスを教材にした英語勉強法

TEDカンファレンスを教材にした英語勉強法

世界中の第一人者がプレゼンするTED。そのTEDを、英語教材として100%活用する学習法を紹介したい。

TEDは、ビジネス、アート、アカデミックなど様々な分野の第一線で活躍する人たちが、自分の仕事や研究内容、考え方を英語でプレゼンテーションするイベント。過去には元米国副大統領のアル・ゴア、ロックバンドU2のボノ、ウィキペディア創業者のジミー・ウェールズ、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、元宇宙飛行士のクリス・ハドフィールドといった著名人も数多く出演し、その様子をインターネットの動画で無料配信している。

ネットで見られる環境さえあればスマホでもパソコンでもいつでも繰り返し視聴できる上、英語や日本語の字幕やスクリプトも見られるため、すぐれた英語教材になるだろう。シャドーイングやリピーティングのトレーニング素材にも使え、付属のスクリプトを印刷して使えば、語彙やフレーズを増やすことができる。

英語を学べる動画には、他にも海外ドラマや映画もあるが、登場人物だけで会話が進むストーリー物とは違い、TEDでは話し手が自分のコンテンツをいかに聞き手に伝えるかに重点を置いている。

ゲストスピーカーが、話の構成や間の取り方、声の抑揚、ジェスチャーなど、様々なテクニックを駆使してプレゼンに臨むため、英語で人に意志を伝える際の参考にしやすい。

英語はコミュニケーションのツールなので、流暢に話すことよりも自分の伝えたいことを理解してもらうほうが大切だ。だからこそ、伝え方を重視するTEDから学ぶ意義は大きいと言える。

そのTEDを英語教材として有効活用するための学習方法を考えてみた。重要なことは、自分が興味を持てる内容のスピーチを選ぶことだ。もっと理解したいという気持ちが、より真剣に英語と向き合うモチベーションとなるからだ。

リスニングが苦手な人は、最初に字幕やスクリプトで意味を確認することもできる。内容の理解と英語の音の聞き取りでは頭の働き方が違うため、両方同時にやろうとせずに、最初は別々の手順でやったほうが効果的だ。

ポイント① 無料検索で幅広い分野の第一人者を選べる

英語を習得するためには、興味を持って取り組める教材を使うのが上達への近道だ。TEDならビジネスマン、料理人、コメディアン、研究者、元大統領まで様々な世界で生きる人が、自分が精通する分野についてプレゼンするため、選択肢が幅広く興味が持てるスピーチが見つかる可能性が高い。

ポイント② 英語の音声が鮮明で聞き取りやすい

大勢の人の前で話すというプレゼンの性質上、ゲストスピーカーが日常会話よりもゆっくりとしたスピードで、単語をはっきり区切って話すので、リスニングが苦手な人にも聞き取りやすい。

ポイント③ 英語での効果的な伝え方を学べる

TEDは自分の考え方を人に伝えることを目的としているため、ゲストスピーカーが画面のこちら側にいる私たちに語りかけるように話し、ジェスチャーや小道具なども組み合わせて、聞き手を自分の話に引き込む。そんなプレゼン上級者達のテクニックを知ることで、自分自身が英語で人に考えを伝える際の効果的なポイントを学べる。

ポイント④ 仕事の刺激になる。勉強になる

世界各国の様々な分野の第一人者のスピーチを聞くことで、自分自身の仕事や生き方の刺激になったり、教養を身につけたりすることができる。

コラム総合トップへ