中学校の英語の授業にも導入した「シャドーイング」メソッド

中学校の英語の授業にも導入した「シャドーイング」メソッド

シャドーイングは、母国語でない英語を習得するための学習法の一つだ。最近では、中学の英語の授業にも導入し、大人向けの英語学習法としても注目されている。

シャドーイングはトレーニンング法で、英文を聞いて復唱するもの。英文を聞き終えてから復唱するリピ―ティングとは少し似ているが、英文を聞いてから1秒遅れて復唱し、影のように追いかけるのがシャドーイングだ。

このトレーニングのメリットは2つある。1つは、ネイティブが話す英語を聞き取るヒアリング力がアップすることと、もう1つは、英語を流暢に話せるようになるスピーキング力のアップにも効果的なところだ。

ネイティブの会話を復唱するのは難しいと感じるかもしれないが、英語が苦手な人でも簡単にシャドーイングをマスターできる3つのポイントを紹介するので、試してほしい。

シャドーイングは、どんな音声素材を使うかでトレーニングの効果が違っている。初心者には、簡単な音声素材を選ぶことのほうが効果的なのは間違いない。具体的に言うと、自分が遅すぎると感じるスピードで、意味が95%以上理解できる程度の陰性素材を選ぶべきだ。

音声素材は、専門教材の他にテレビやラジオなどのコンテンツを使うといい。意味がすぐに理解できてこれならついていけそうだと思うものを選ぶことだ。ドラマやスポーツなど、興味のあるジャンルの素材を選ぶのもいい。

音声素材を決めたら、自分に合った学習方法を決める。周りに人がいるときにもできる方法を使えば、通勤時間や昼休みでも利用できる。反対に、長時間トレーニングを続けても意味がない、効果が上がるのはせいぜい30分くらいしか集中できないからだ。

シャドーイングは1日30秒トレーニングするだけでも効果がある。連続してトレーニングする場合は、最大30分間までに押さえたほうが効果が上がりやすいデータがある。同じ音声素材を使っていいが、効果があるのは5回まで。その後は、ベースの音声素材に替えてトレーニングすること。

ネイティブのように英語を正しく発音するためには、リズムとイントネーションを意識することが大切だ。会話では単語の発音がよく変化する。リズムとイントネーションに影響する音の変化の3つのルール(つながり=リエゾン、脱落=子音の一部、同化=前後の音に同化する)を知り、正しい発音を効率よく身につける。

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